特別講演会 東京大学 小野稔教授 植込み型補助人工心臓の現状 2017/2/2
続けての投稿で失礼します。
今週は大きな講演会が2つありました。当科では植込み型補助人工心臓の認定施設であり、重症心不全に対する治療として心臓移植の架け橋として積極的に手術を行っています。そんな中で2017/2/21に日本大学の臨床講堂にて、東京大学大学院医学系研究科 心臓外科の小野稔教授にお越し頂き『植込み型補助人工心臓の現状』という演題でご講演していただきました。医師だけでなく、看護師や臨床工学技師、他院のコメディカルの方々も多数お集まりいただきました。座長は当科田中教授でした。
世界と日本との心臓移植・植込み型人工心臓の比較や現在の東大で補助人工心臓の現状と今後の課題についてお話していただきました。ご来場の方が皆、食い入るように公演を聞いていました。
その後、ドライラボトレーニングとのことで心臓モデルを使用しながら、VADの植込みをトレーニングしました。小野教授にわかりやすく教えていただき、とても勉強になりました。
今後も植込み型人工心臓はデバイスの進歩や高齢化が進む中で心臓外科として重要な手術の一つとなるため、今回の講演会はとても有意義であったとおもいます。お集まりいただいた皆様、誠にありがとうございました。
記載:医局員 林佑樹