第3回 講演会 福島県立医科大学 横山斉教授 2017/1/31
皆さんこんにちは。2017年が始まり、早1ヶ月が経とうとしております。
そんな中、恒例の講演会を1月31日に開催しましたのでご報告させて頂きます。今回は当院循環器内科との合同カンファレンスということで、心不全に対するβ遮断薬使用の観点から、福島県立医科大学から横山斉教授をお招きし、『OPCABの早期・遠隔成績向上におけるβ遮断薬の役割』との演題でご講演をしていただきました。横山教授は福島県立医科大学医学部付属病院の副病院長も兼任されており、東北の心臓外科を担っている方です。座長は当科田中教授でした。
CABG術後の体液貯留による心不全に対しβ遮断薬を使用することで、周術期の心不全や心房細動に対する有用性をお話いただきました。当院でも術後の心房細動に対してどのような対応をしていく方が良いか検討しており、とてもありがたいお話でした。
その後、懇談会を行い内科の先生も交えながら意見交換をすることができました。
2017年も継続して講演会を開催していきたいと考えておりますため、皆様のご参加おまちしております。
記載:医局員 林佑樹