第548回 日本大学医学会例会 外科学系 2018.1.27
2018年1月27日、本学講堂にて医学会例会が開催されました。
この会は本学の外科系分野である心臓血管外科、消化器外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺内分泌外科が集まり、症例発表や手術統計報告などを行い各科の連携を深める会です。
今回は当科が主幹であり、全27題もの演題が集まりましたが、医局員一丸となってスムーズな進行を行い、各科の先生方と活発な意見交換を行うことができました。
第1.2部では各科から症例報告があり、当科からは原田 篤先生、有本 宗仁先生が発表しました。
第3部では、ビデオを使った症例報告であり、当科からは宇野澤 聡先生が発表しました。
第4部の院外症例報告では、当医局員であり相模原協同病院心臓外科の吉武 勇先生が発表しました。
第5部では、手術部位感染(SSI)をテーマにパネルディスカッションが行われました。
まず、各科におけるSSIに対する対策などの発表があり、当科からは田岡 誠先生が発表しました。
その後、各科の先生方と活発なディスカッションを行い、外科医にとって非常に重要なSSIに対する管理に関して情報を共有しました。様々な科の先生方と討論を行うことで新しい発見や改善点を見つけることができ非常に勉強になりました。
第6部では、各科の2017年の手術報告があり、全27題の発表を終えました。
最後に当科教授である田中 正史先生から閉会の辞がありました。これからは今まで以上に外科学系分野での連携を深め、お互いに協力し合い、日本大学医学部を盛り上げていこうという力強い言葉で会が締めくくられました。
今回は主幹ということで準備から当日の運営まで非常に多忙ではありましたが、医局員一丸となって成功を収めることができました。また、各科の発表を聞き、意見し合うことで知識の共有、連携が深まりました。
今後の日常診療に役立てていければと思います。
記載:医局員 北島 史啓