off the job training 2019.5.25
先日、ウェットラボで医局主催のOff the job trainingを行いました。
今回は教授以下の専門医である指導医局員が5名、専攻医医局員が6名、さらには看護師さん4名、臨床工学技士さん2名といったコメディカルの方々が参加されました。
今回の研修は医局長がそれぞれの課題やSkill upを目的に入念に考えられたプログラムを作成されていて、非常に無駄なく、内容の濃い研修となりました。
トレーニングは少人数のグループ分けを行い時間単位で区切りローテーションが組まれており若手とオペレーターという組み合わせで構成され、オペレーターとの1:1指導などなかなか無い機会でしたのとても勉強になりました。
若手専攻医にとっては日頃手術を見る機会はありますが実際に執刀する事は少なく、今回は執刀医の目線から手術の難しさを感じました。
個人的には課題であるカニュレーションや、内胸動脈の剥離や冠動脈バイパス術の術者としての外科的基本手技の実施だけではなく、第一助手としての役割も経験できたことで、モチベーションもあがり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
また、器械だしの看護師や臨床工学技士のスタッフも、弁置換術やバイパスを行うことで外科医視点になれたようで、非常に満足のいくトレーニングになったようです。
開催にあたり、ご協力いただいた指導医や関係者のみなさまには大変感謝しております。この医局に入局してはじめて参加させて頂きましたが、今後もこのようなOff the job trainingを定期的に行い、個人、チーム力の向上を目指していきます。
記載者:専修医 鎌田恵太