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後期研修医教育

私達、日本大学医学部附属板橋病院心臓血管外科の医局員は研修医教育にも力を入れています。
『屋根瓦式教育』をモットーにかかげ、初期研修医を後期研修医、後期研修医を専修医が教育する体制をとっています。臨床の現場においての疑問に対し自らで考え、近い学年の先生とディスカッションをし、上級医も交えて知識を深めていく。研修医という医師としてのスタートの時期にこそ、たくさんのディスカッションが必要と考えています。
また、外科としての手技や処置なども積極的に取り組んでいただけるようにバックアップ体制を整えています。心臓血管外科というダイナミックの外科にしかできない、術前のアプローチの仕方・術中の手技や工夫・術後集中治療の考え方などを学ぶことができます。
心臓血管外科を目指す方はもちろんのこと、外科系で悩んでいる方、循環器診療に興味がある方、集中治療に興味がある方等々に有意義な研修になるこを約束します。

研修カリキュラムはこちら(PDFファイル)

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日本大学医学部 外科学系心臓血管外科学分野 医局員 林 佑樹

研修医の2年間は長いようであっという間の時間です。気がつけば後期研修医になっていたと実感している先輩もたくさんいます。
僕の研修医時代もあっという間に過ぎてしまいました。たくさんの業務や雑用、カンファレンスの準備に終われなかなか『考える』ということを忘れてしまっていた気がします。
初期研修医が終わり当医局に入局し、『考える』ということの重要性を改めて実感するようになりました。そして自分で考えだした結論を上級医とディスカッションし患者さんに医療を提供することを実践できるよう日々の診療をしています。研修医の皆さん、是非当科に研修に来て、一緒に働きましょう。

日本大学医学部 外科学系心臓血管外科学分野 医局員 白水 御代

私が心臓血管外科を選択したのはちょうど10年前でした。
学生時代から外科系志望でしたが、他の外科は腫瘍を取り除く引き算の手術が多かったのに対して、心臓の手術は新しい循環動態を作るアーティストのようで、術後劇的に良くなって帰る方が多かったこと、手術自体が繊細で美しいと思ったので選びました。もちろん、女性が少なく、手術時間も他の外科に比べると長いので不安を感じることはありましたが、1番やりたいと思うことを選択しました。
この10年間の間に様々な施設を経て、経験を積み、この日大板橋病院には昨年春に参りました。体力的に辛いと思ったこともありますが、幸い男性が多い科ですので、我慢せずに助けてもらい、また、ほかのコメディカルの協力も得ながら続けてこられました。今は血管外科メインで診療を行っていますが、今年からは希望の心臓手術にも参加しています。実現出来たのは私が心臓の手術に入っている間は他の血管外科のスタッフにカバーしてもらい、さらに手が足りない時には心臓外科のスタッフに手伝ってもらうという協力関係のおかげです。 互いに協力することにより、性別に関係なく、心臓と血管の診療を希望の比重で行うことができるのがこの施設の魅力だと思います。時に合同で心臓と血管の同時手術を行うこともあり、また心臓メインのレジデントもステントグラフトの実施医資格もとれます。女性だからできないと決めつけるのではなく、ぜひチャレンジして欲しいと思います。

Off the Job Trainingtraining

今後、心臓血管外科専門医を取得するためには30時間以上のOff the Job Trainingの履修義務が定められています。当教室では定期的に手術トレーニングセンターでのウェットラボや医局内でのドライラボを行っています。

過去のOff the Job Training

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